脱毛症はドクターと対話して治すべきだ、と云われるようになったきっかけがフィナステリド(製品名プロペシア)と云う薬の登場じゃないだろうか。
これは飲み薬で、男性型脱毛症における頭頂部や前頭部の脱毛を制御する働きがあると云われている。
日本でも脱毛症が改善された事例が報告され、また安全性に於いても懸念のない薬であるとされている。

★痛みは?
頭皮に局所麻酔をしながら手術を進めていく為、痛みを実感する事はないのだ。
手術にかかる時間は1時間から4時間レベルで、中には眠って手術を受けている人もいるようである。
また手術中にも状態を観ながら局所麻酔を追加するケースの場合も在り、途中で麻酔が切れてしまったら・・・・・・と云う懸念は必要ないそうである。

これ以外、ティシュエキスパンダー法と云う方法も有る。
これは髪の毛のある部分の皮下にシリコンバッグを挿入し、そこへ生理食塩水を少しずつ入れてふくらませ頭皮を伸ばし、ゆとりの出きた頭皮で脱毛部分を覆う方法である。
瘢痕性の脱毛症によく用いられる方法である。

脱毛症をなんとかしたい、と考慮した時、コスト面から対処法を選択する事が少なくないとおもう。
自毛植毛のように初期費用がドーンとかかるものは敬遠されがちであるが、後々のメンテナンス等キープ費も合わせて考慮すると、トータル的にはかつら等他の方法と大差ないかも知れない。
いずれにしても自身の脱毛状態を自己決断せず、いっぺん専門のドクターに対処法を対話するとよいとおもう。



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