男性型脱毛症に於いて脱毛の進展を制御する任務を果たす守りの薬が[フィナステリド]であれば、発毛を促進する攻めの薬が[ミノキシジル]であると云える。
普通なら5年くらいは伸長するはずの髪の毛が、発達期の短縮に拠って1年も伸びなかったとする。
すると髪の毛が充分に発達しなかった分、毛根も太く発達出きないうちに休止期に入ってしまう事に成る。
充分に発達できなかった毛根から3ヵ月後くらいに再び新しい毛が生えてきて、それも1年しないうちに抜けてしまう。
これをくりかえすうちに毛根が痩せていき、細くて短く軟らかな毛が増え、うぶ毛状態になっていくのだ。
日本の育毛剤は、平均的な日本人を想定して頭皮を荒らす事なく発毛効果が待望出きる濃度として1%にしてあるのである。
個人輸入等で外国の育毛剤を試してみるケースの場合は、頭皮が薬に負けて荒れを起こしていないか充分注意しなければならない。
女性は日頃から紫外線を気にしている人が少なくないのであるが、男性に於いては紫外線には無関心と云う人が殆どだろう。
しかし今まだ髪がフサフサしている人も、今後の抜け毛予防対策として、帽子を活用して頭髪を紫外線から守っていく事が肝心であるためではないだろうか。
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