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これは飲み薬で､男性型脱毛症における頭頂部や前頭部の脱毛を制御する働きがあると云われている｡
日本でも脱毛症が改善された事例が報告され､また安全性に於いても懸念のない薬であるとされている｡
髪の毛を大幅に分けると､皮膚の中にもぐって外からはみえない毛根部分と､皮膚の外にでている毛幹部分が有る｡
毛根は毛包と云う膜に包まれており､毛包の上部には皮脂腺がつながっていて皮脂を分泌している｡
毛根の下部は卵型をした毛球と呼称される部分で､その底に毛乳頭(いわば髪の毛の生産工場)が有る｡
毛球には髪を発達させる毛母細胞がつまっていて､毛母細胞は毛乳頭に通じている毛細血管から栄養をもらい､分裂をくりかえしながら上に伸び､髪の毛となっていくのだ｡
我々の髪の毛は､毛母細胞の分裂に拠って一定期間､発達して伸びつづける｡
これを発達期と呼び､その長さは2から8年と云われている｡
毛母細胞の分裂は一定期間を過ぎるとストップし､約2週間の退行期を経て約3ヶ月間の休止期に入る｡
★頭皮密着タイプ
自身の頭髪を剃り､そこへ薄い人工皮膜で作成したかつらを直接貼り付ける｡
スポーツや洗髪も可能と云った長所が有るが､接着剤が肌に合わなかったり数週間で貼りなおす必要があったりと云う難点も有る｡
★結毛式タイプ
薄くなった部分にまだ残っている髪の毛の根元に人工毛を結びつける技術である｡
不自然さはあまりなく､毛の流れや長さに合わせて自然なスタイルが造れる｡
しかし元の毛が抜ければ連結した人工毛も一緒になくなる為､継続的に結び直しを実践する必要が有る｡
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