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しかし[ちょっと薄くなってきたかな]といっぺん気になりはじめると､これが途方もなく心の負担になり心理的苦痛をもたらす｡
しかし男性型脱毛症のケースの場合では､ストレスという心理的負荷と脱毛の直接的な関係はないとされている｡
思春期以降､殊更に30代辺りから男性型脱毛症患者の割合が増大するが､この頃はちょうど家庭でも職場でもストレスという心理的負荷を抱く年代であるため[ストレスという心理的負荷が少なくないとはげる]と云われるようになったのかも知れない｡
我々の髪の毛は､毛母細胞の分裂に拠って一定期間､発達して伸びつづける｡
これを発達期と呼び､その長さは2から8年と云われている｡
毛母細胞の分裂は一定期間を過ぎるとストップし､約2週間の退行期を経て約3ヶ月間の休止期に入る｡
また､頭部にコイン大の脱毛がみられる円形脱毛症は自己免疫疾患の1つじゃないかと云われているが､これも一時的なタイプに入る｡
自身を苦しめている脱毛がどのようなタイプであるのかを把握しておく事で､治療に立ち向かう術や試行錯誤も見つけやすいものである｡
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